喉頭がんの治療「放射線治療」

喉頭がんの治療法としては、放射線治療と手術療法の二つが主となっています。手術療法には喉頭部分切除術と喉頭全摘出術の二つがあります。ちなみに施設としてはレーザー治療を取り入れているところもあります。では喉頭がんの治療法の放射線治療(照射)です。これは、体の外側から喉頭に放射線を照射して行う治療です。放射線治療の特徴は外来通院が可能で、声の質も良好のままで、悪かった方も、もとの声にほぼ回復します。治療期間は約一か月半かかります。これは、治療効果と副作用の関係もあり、30回前後に分割して照射を行うためで、通常、一日一回(一回あたり数分)行うので、約一か月半かかります。喉頭がんの放射線治療の副作用は、咽喉頭炎です。これは、消炎鎮痛剤の内服により対応可能です。後遺症はのどの乾燥を伴う違和感です。特に喫煙者は多くの場合、その違和感が長く続きます。対策として、乾燥を防ぐために蒸気吸入が勧められます。重篤な後遺症はほとんどありませんが、喉頭を構成する軟骨の炎症や壊死が起こることが稀にありますので、注意が必要です。

喉頭がんの治療「手術療法」

喉頭がんの治療法の手術療法として@喉頭部分切除があります。これは喉頭がんでも早期から中期の喉頭がんに対して有効な手術です。術式は喉頭のがんにおかされていない部分をできるだけ残すように、癌細胞に侵されている部分とその周辺組織を切除します。手術直後は一時的な気管切開孔を必要とし喉頭の働きが十分働かいため、声が出ません。約2週間の気管切開孔が必要とし、その後、気管切開孔を閉鎖します。喉頭がんの喉頭部分切除術の後遺症は切除される部分が声帯まで及ぶと、程度の差がありますが嗄声が残ります。声門上部が切除の範囲に及ぶと、誤嚥しやすくなりリハビリが必要となってきます。
喉頭がんの治療法の手術療法、つぎはA喉頭全摘出術があります。
これは、すでに進行した癌に対して行われる治療で、周囲組織も含めて摘出します。鼻腔と口腔との連続性が断たれるため、食道と気道が分離されます。食事は問題なくできますが、術後10日前後は流動食での食事です。喉頭がん、喉頭全摘出術の後遺症は無喉頭によるための後遺症と気管呼吸による後遺症の二つです。

喉頭がんを予防しよう!

喉頭がんの治療法を述べてきましたが、ここでは喉頭がんにならないように予防するためにはどうしたらいいのか?についてです。
まずは、喉頭がんの特徴でもある、原因要因の一番にあげられる喫煙がありますので、最大の予防は禁煙です。最近では女性の喫煙者の増加に伴い、女性の発症も比例して増加しています。そして、飲酒の控え、バランスのとれた食事、ストレスもよくありません。お仕事でよく声を使う、歌手であったりせり市場に携わっているかたなどは仕事以外では声帯を休ませることも重要です。
また、喉頭がんは早期発見であればあるほど治癒率が上がりますので、日ごろから自覚症状に敏感でることが重要です。とくに声がかれやすい、いがいがする、のどが痛いなどの症状が長く続く場合は風邪と油断せずにお医者さんにみてもらうことが肝心です。
食事では繊維質、野菜などの緑黄色野菜、フルーツのビタミン、小魚などのカルシウムなどが、がんを抑える作用があるといわれています。大豆食品なども良いでしょう。とにかくバランスの取れた食事が一番です。暴飲、暴食はやめましょう!

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